スパコンの演算能力競争

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昨年日本の地球シミュレータを抜いて世界最速になったアメリカのスパコン、ブルー・ジーンの能力が増強されて他の追随を許さない能力を手に入れたそうだ。
そこまでの能力を必要とする計算って一体どんなんやねんと思うんだけど(笑

スパコン『ブルー・ジーン』、毎秒280兆回に増強
 米ローレンス・リバモア国立研究所は27日(米国時間)、米IBM社製で世界最速のスーパーコンピューター『ブルー・ジーンL』を増強し、演算能力を毎秒280兆6000億回(従来は136兆8000億回)に倍増させたと発表した。日本で最高の「地球シミュレータ」(同35兆8600億回)との差は、約8倍に開いた。
 ブルー・ジーンLは2004年11月に地球シミュレータを抜き、トップに立っていた。その後も拡張を続け、大型冷蔵庫のようなキャビネット32台分(デュアルコア・プロセッサー3万2768台)から64台分(同6万5536台)に増強。演算回数は最大で同360兆回となり、安定的に280兆回を超える能力を実現した。<
 同研究所は、これで当初の目標を達成したことになる。11月に発表される最新スパコン番付では、ブルー・ジーンが2位以下を大きく引き離しそうだ。
 NECの地球シミュレータは、2002年6月から2年半にわたって首位を維持。日本の技術力を見せつけたが、米国が完全に逆転した形だ。文部科学省などが2010年度を目標に、同1京回(1兆の1万倍)の実現を目指しているが、再逆転には時間がかかるとみられる。

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このページは、masashiが2005年10月30日 07:52に書いたブログ記事です。

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