陸上自衛隊がイラクからの撤退を完了したそうです。
が、地権者とイラク軍で、陸上自衛隊が使っていた宿営地の所有権を巡ってもめているそうです。銃撃戦までおきるなんてどーかしてますな、、、便乗して日本が置いてきた発電機が盗まれるとか、モラルもへったくれもない、訳が分からない国だな・・・
イラク南部サマワの陸上自衛隊宿営地で、陸自撤収後の跡地利用を巡り、宿営地を譲り受けるイラク軍と地権者らがにらみ合い、座り込みや銃撃戦が起きる騒ぎとなっている。背景には、土地利用を巡り、イラク政府と地権者の交渉が進んでいないことがあるとみられる。一方、自衛隊に被害はなく、すべての撤収作業は17日までに終了した。
16日午後、宿営地のゲート付近で「イラク国防省よ、土地を使うなら我々と契約しろ」などと書かれたプラカードを手に地権者ら約40人が座り込んだ。
さらに同日夜、宿営地の警備と引き継ぎにきたイラク軍部隊約150人と地権者の間で銃撃戦が起き、イラク軍が地権者側の7人を拘束した。
イラク軍によると、最後まで残っていた陸自隊員らは騒ぎの静まった後、オーストラリア軍の装甲車に警備されながら宿営地を離れ、代わりにイラク軍が宿営地内に入った。その後、何者かが自衛隊が残した発電機やエアコンを盗む騒ぎも起きた。
宿営地の跡地利用を巡っては、ムサンナ州のハッサーニ知事は「公共用地として利用する」との方針を打ち出している。
朝日新聞が入手した土地に関する協定書では、自衛隊が撤収する際は、最終日まで地権者に日割りの賃料を支払い、契約を解除することになっており、その後に関する規定はない。また、陸自は土地の原状回復義務は負わない。
地権者の1人は朝日新聞の助手に「イラク政府は我々と賃貸契約を結ばず土地をタダで乗っ取る気か」と語った。一方、イラク軍のナイーフ大佐は「地権者と主張している連中は、登記簿を偽造して日本からカネをむしり取った。あそこはもともと公有地だ」と述べ、言い分は真っ向から食い違っている。
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