配慮が足りない?

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パスワードを忘れる奴が悪い。単にそれだけなんだけど、やっぱり思い出すための配慮は必要なんだろうねぇ。
それにしてもたった10日でひっくりがえるとは・・・

ローキック・キーロック
Microsoft Private Folder 1.0(以下MPF)は7月5日前後に配布が開始された暗号化ソフトウェア。特定のフォルダを暗号化し、パスワードを持たない人間からは参照できないようにする。特徴は以下。
  • フォルダを暗号化
  • 復号にはパスワードの入力が必要
  • このMPFだが、公開されてほんの10日程度で公開が終了することになったようだ。
    理由は以下。
  • パスワードを忘れて大事なファイルを復号できなくなった人多数
  • 暗号化の目的からいえばMPFのこの仕様は当然ともいえるかもしれないが、一方ユーザ認証を行うような一般のWebサイトでは、パスワードを忘れたユーザのための復旧手段(クイズ形式のあれ)が用意されるのが普通だ。
    MPFの設計者は、もしかしたら「ユーザとはどういうものか」という想定が足りなかったのかもしれない。理想と現実のギャップが生んだ悲劇といえるだろう。
    バイオメトリクス認証がパソコンに浸透するその時まで待とう。

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    コメント(1)

    設計の難しさですね。
    暗号化ソリューションをみるとき、かならず回復方法をチェックします。
    パスワードを忘れるのは悪いが、コンテンツは大事なのは当然のことなので。

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    このページは、masashiが2006年7月19日 08:04に書いたブログ記事です。

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