横田の空域が部分返還

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在日米軍が管理している横田の空域が部分的に返還されることになったそうで、羽田から西日本への航路が合理的なものにできるそうです。
燃費10%改善ってすごいよ。

asahi.com:横田空域、大幅返還へ 週内にも米と合意?-?政治
 在日米軍再編に絡む米軍横田基地(東京都)が航空管制している横田空域の一部返還問題で、羽田、成田両空港を発着し西日本などを結ぶ旅客機の「障壁」となっていた空域南側の大幅返還が実現する見通しになった。日米の実務者協議における米軍側の協力で対象空域の概要が決まったもので、今週開催予定の両国の民間航空分科委員会で最終合意する。
 関係者によると、返還されるのは空域南側の一部。空域の都心寄りの高度が現在の約3700メートルから約2400メートルに下がり、そこから天井部にあたる高度約5500メートルまでの空域が階段状に幅広く返還され、日本側が航空管制を行う。
 この結果、同空域を避けるために東京湾上空で急上昇して上空を飛び越えるか、遠回りしていた羽田、成田発着の西日本、九州、北陸方面便はより短い経路を飛べるうえ、緩やかに上昇、下降が出来るので燃料の節減につながる。
 国土交通省の過去の試算によると、西日本方面から羽田には1日約240便が同空域を避けて飛行しており、返還によって飛行時間を約9分、燃料を約10%節減できる。1日約190便の西日本方面行きも約3分の短縮と3?4%の燃料削減になる。航空関係者は今回の返還で乗客の利便性も増すと期待している。

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このページは、masashiが2006年10月22日 23:46に書いたブログ記事です。

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