iPodとMP3はポップスを劣化させているのか?

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ポータブルのプレーヤーやMP3の限界があってもそれにあわせてミキシングするなんて事はして欲しくないな・・・

 「今や、レコーディングが終わったときに最初にバンドがやることは、曲をiPodに移して聴いてみることだ」とフリートウッド・マックなどの作品に携わったことのあるアラン・ドーチス氏は語る。「数年前ならウォークマンで音質をチェックしていたかもしれないが、誰もそれがベストの音だとは信じていなかった。今の若いアーティストは、MP3は高音質の媒体で、iPodは最先端のサウンドだと思っている」
 実際はそうではない。プロデューサーやエンジニアは、iPod MP3に合わせて曲を変える方法はたくさんあると語る。時に、その変更が悪い方に働くこともある。
 例えば、ロサンゼルスのスタジオオーナーでベテランのスキップ・セイラー氏は、高周波数の音はCDでは素晴らしく聞こえても、MP3ファイルではそれほどよく聞こえないかもしれないためミキシングでカットされると話す。「その結果、MP3では満足できても、CDでは満足できないかもしれない。わたしが喜んでそうしているかというと、ノーだ。だがこれが現実だから、それに合わせている」

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このページは、masashiが2007年9月13日 20:26に書いたブログ記事です。

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