NTT光回線貸し出し方法で論争

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この問題は双方の主張に理解できる部分があるだけになかなか解決しそうにないですね。
いっそのこと末端の回線使用率で料金を可変するとかそんなことを考えないと無理なのかも。
まぁそんなことをしたらしたで課金が複雑になるとか色々ありそうですけど。

 市場で圧倒的に優位に立つNTTは、他社の求めに応じて回線や設備を貸し出すようNTT法などで定められている。このうち家庭向けの光回線は、1本の太い回線をまず局内でまず4本に分岐し、さらに家庭へ引き込む直前で8本に分岐する仕組み。NTT東日本・西日本は、8件分のファイバー1本を計5000円で貸し出している。
 ところが借りる側は、8件分の回線を借りても、契約を2件しか獲得できないと6件分があまり、採算が取れない。委員会ではソフトバンク、KDDI、ADSL(非対称デジタル加入者線)大手のイー・アクセスが「1件ずつ借し出さなければ公正な競争にならない」とNTTに迫った。1件貸しが実現すれば、料金を大幅に下げられ、光回線の利用が進むとも主張した。
 しかしNTTにも事情がある。他社が1件分の回線を借りても、残り7件分を含めて設備を保守運用するのはNTTだ。他社はリスクなしで事業展開でき、NTTがインフラの負担を一方的に負うことになる。

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このページは、masashiが2007年11月19日 06:31に書いたブログ記事です。

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