2003年2月のスペースシャトルコロンビアの爆発事故を受け、万全を期して挑んだはずの今回の打ち上げでも外部燃料タンクの保温剤が落下した。
それ自体は見過ごすことの出来ない大きな問題だし、惨事を繰り返さないために対策を打ってもらいたいと思いますが、彼らの優れた点はこうして素直に自らの非を認めたことだと思います。
事なかれ主義の日本人だったら、まずこうはいかない。恐らく上に立つものは知らなかった、聞いてなかった、責任は○×にある な?んてみっともない発言をしてるんじゃないかと思う。
やっぱりこういった大きなプロジェクトの開発ってのは、上に立つものが責任は取ってやるからちゃんとやってくれって姿勢でいないと進まないんだよね(苦笑
シャトル計画部長のビル・パーソンズ氏は27日夜の会見で「予期せぬ落下物は生じないと考えていた」と話し、「間違ったときは認めなければならない。我々は間違っていた。ここで手を打つ必要がある」と述べた。
03年2月のコロンビア事故では、外部燃料タンクからはがれ落ちた断熱材でシャトルの翼が損傷し、それがきっかけで帰還中に空中分解した。
NASAはタンクで剥離(はくり)が起きそうな場所に対策を講じてきた。今回、断熱材の大きな塊が落ちた配管付近は構造が複雑で剥離の可能性が指摘されていた。その対策が不十分だったと認めた。
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