村上ファンドのTOBに対抗するため、日清紡側がTOB価格を切り上げてきた。
泥仕合の行く末はいずこに(笑
日清紡は25日、電子部品メーカーの新日本無線に対し実施中の株式公開買い付け(TOB)の価格を、1株当たり40円引き上げ880円に変更すると発表した。買い付け終了期日も11月29日から12月8日に延長する。
村上世彰氏率いる村上ファンドからのTOBに対抗する措置だが、村上ファンドの提示価格900円を下回っている。日清紡は「買い付けを確実にすると同時に、マネーゲームには乗らないというメッセージを込めた。再度の値上げはしない」としている。
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