茨城の日本原子力研究開発機構で、世界最長となる28秒間の臨界プラズマ状態の維持に成功したそうです。
と、まぁここまでは良いとして、エネルギー効率っていかほどなんでしょうか。狂ったほど低いんでしょうけど・・・
日本原子力研究開発機構は9日、茨城県那珂市にある臨界プラズマ試験装置「JT―60」を使った実験で、フランスに建設予定の国際熱核融合実験炉(ITER)の基準をほぼ満たしたプラズマ状態を、これまでの世界記録より12秒長い28秒間維持することに成功した、と発表した。今回の成功によって、ITERで必要なプラズマを長時間維持できる可能性が高まったとしている。
JT―60の真空容器壁に特殊な鉄「フェライト鋼」を取り付け、プラズマに熱を与えるために必要な「高速イオン」の損失を低減することができた。その結果、プラズマ状態を28秒間維持することに成功したという。
ITERでは、重水素と三重水素を燃料に核融合を起こさせて、エネルギーを生み出す。核融合には超高温、高圧力のプラズマ状態を長時間維持させることが必要とされる。
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