JR西日本で、昨年の宝塚脱線事故を受けてヒヤリハットを報告する事故の芽報告制度での報告が1年間で4644件あったそうです。
文字通り事故の芽で済めば良いし、そうなるように努力していただきたい。それとこれが氷山の一角だとちょっと怖いですね。
JR西日本の山崎正夫社長は20日の定例記者会見で、昨年4月のJR宝塚線脱線事故を受けて同年9月から始まった「事故の芽」報告制度について、1年間の報告件数が4644件に上ったと明らかにした。
事故に至らないような小さなミスや「ヒヤリ」「ハッ」とした事象を従業員が自己申告する制度。内訳はオーバーランなどの停止位置の誤りが2011件と全体の43%をしめたほか、自動列車停止装置(ATS)の動作に関するものが840件(18%)に上った。今年3月以降、速度超過を感知して自動的にブレーキをかける旧型のATS(ATS―SW)が、運転士のブレーキ操作が遅れてカーブ手前で作動し、列車が緊急停車するトラブルが相次いだため、4月以降の報告件数の増加につながった。
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