Windows Vistaでは、OSそのものにウイルス対策ソフトが付属することになっています。
これまでの構図と同じように、ウイルス対策ソフトで商売をしているサードパーティーのベンダーからクレームが付いて、サードパーティー製品をインストールする際にOS側の機能を無効にするようなことが計画されているそうです。
なんだかごちゃごちゃしてますけど、ウイルスやらフィッシングで被害に遭う人が増えている昨今、その対策機能をOSが取り込んで何が悪いんだと思うのですがね。消費者が求める機能を盛り込むって、商売の鉄則だと思うんですけど、どうなんでしょうか。
Microsoftは米国時間10月13日、セキュリティ監視プロセスに関連して、64ビット版Vistaのカーネルにアクセスする技術をセキュリティソフトウェアメーカーに提供すると発表した。同社はさらに、サードパーティーのセキュリティコンソールがインストールされた場合に、セキュリティ企業がWindows Security Centerの一部を無効にすることを可能にする予定だという。
Microsoftはこの2つの変更を行ったのは、欧州委員会に指摘された独占禁止問題に対応するためだ。世界的なアンチウイルスソフトウェアメーカーSymantecをはじめとするセキュリティ企業は、この2つの機能についてMicrosoftを公に批判するとともに、欧州独占禁止当局に不服を申し入れてきた。
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