MATLABライクな数値解析ソフト、FreeMAT3.0がリリースされたそうです。
名前の通りフリー、MATLABはバカ高すぎるし、これ、試してみようかな。
Samit Basu氏率いるFreeMAT開発プロジェクトは14日、MATLABライクな数値解析ソフト「FreeMAT 3.0」をリリースした。ライセンスにはGNU GPL 2を適用、オープンソースソフトウェアとして配布される。同プロジェクトのWebサイトでは、WindowsとMac OS X、Linux(Fedora Core 6)の3種に対応したバイナリパッケージが公開中。
今回のリリースでは、64ビット整数への対応や、ループ処理速度が10?100倍向上するなど計算機能が改善。MATファイルのサポートやウィンドウの外観など、プロジェクトの目標であるMATLABとの互換性も向上した。Mac OS X版ではユニバーサルバイナリに対応、Intel Macでもネイティブの速度で動作する。
FreeMATは、行列/ベクトル計算や作図機能などを持つ数値解析ソフト。各種関数や2D/3Dプロット機能など、科学/工学分野で広く普及しているMathworksの「MATLAB」と高い互換性を持つが、GUI作成機能が未実装など非互換の部分も残る。MATLABとの互換性を持つオープンソースソフトウェアとしては、OctaveやScilabが存在するが、Aquaネイティブの描画やIntel Mac対応など、Mac OS Xのサポートに関して独自の方向性を打ち出している。
・FreeMAT
http://freemat.sourceforge.net/
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