循環水に界面活性剤を添加するだけで、循環水ポンプ動力が65%も低減されたそうです。
流体抵抗が減るからなんだそうですが、これで熱交換機の効率が下がらないのであれば有用な技術ですね。
独立行政法人 産業技術総合研究所【理事長 吉川 弘之】(以下「産総研」という)エネルギー技術研究部門【部門長 大和田野 芳郎】武内 洋 副研究部門長らは、札幌市【市長 上田 文雄】、東京理科大学【学長 竹内 伸】理工学部機械工学科 川口 靖夫 教授、財団法人 周南地域地場産業振興センター【理事長 河村 和登】および株式会社 藤原環境科学研究所【代表取締役社長 藤原 陽三】と共同で、地下2階地上19階の札幌市役所本庁舎の暖房用循環水に界面活性剤を注入し流動抵抗を低減させることによって、65%のポンプ動力削減に成功した。
今回実証研究の対象にしたのは、定格出力37kWのポンプと保有水量約32トンの貯水槽を含む温水循環システムである。このシステムが一日10時間、一年で240日運転され、電力単価を11円/kWhとして試算すると、年間の節電量は58,000kWhで、63万円の経費削減となる。また、二酸化炭素排出係数を0.555kg/kWhとすると年間32トンの二酸化炭素排出量削減となる。
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