よく考えられてると思った製品。
ちょっと見ただけでは分からないような薄膜の太陽電池が組み込まれていて、普通に使う分には電池の交換がいらなかったり、音が気になる人に対する答えとして周囲が暗くなったら秒針を停止するなどの工夫がなされている。
製品を気に入るかどうかって、こういったちょっとしたことである場合が多いんですよね。
ちょっと見ただけでは分からないような薄膜の太陽電池が組み込まれていて、普通に使う分には電池の交換がいらなかったり、音が気になる人に対する答えとして周囲が暗くなったら秒針を停止するなどの工夫がなされている。
製品を気に入るかどうかって、こういったちょっとしたことである場合が多いんですよね。
本体裏のスタートスイッチをONにすると、工場で記憶していた時刻を基にして、ほぼ正しい時刻をいきなり表示する。時刻合わせの手間がいらないので、拍子抜けしてしまうぐらい簡単だ。
<中略>
SF229Sでは、文字盤の中心部分にグレーの領域があり、ここに薄膜太陽電池パネルが6枚組み込まれている。本体内にコイン型のリチウム充電池が搭載されており、そちらに充電される。周囲の明るさが1日8時間以上にわたって200lx(ルクス)以上あれば、太陽電池による発電で動き続ける。充電池は、1,000lxの明るい場所に約30時間置かれていれば10日分が充電でき、約300時間置かれていれば満充電できるとされている。
<中略>
ほかにもいくつか特徴的な機能がある。たとえば、SF229Sの秒針は流れるように動作し、動作音はほぼ聞こえない。しかし、それでも気になるという人のために、周囲が暗くなると、秒針が12時の位置で自動停止する。明るくなると、再び動き出すのだ。もちろん、秒針は止まっていても、時針と分針は正しい時刻を表示し続けている。
コメントする