オール電化が元気だ。最近の新築住宅では7割がオール電化なんて地域もあるらしい。
家庭用の熱源を電気でまかなう「オール電化」住宅の普及住宅数が9月末で240万世帯を突破した。平成19年度上期(4?9月)だけで約27万世帯がオール電化住宅を導入しており、来年度には300万世帯を超える勢いを見せている。火を使わない安全性や、ガス併設の住宅に比べ割安な料金体系が消費者に受け入れられた格好だ。対するガス会社は電力の猛攻を受け防戦一方だが、CM出稿の拡大などで反転攻勢の機会を伺っている。「電気VSガス」の顧客争奪戦が、ますます激しさを増してきた。
電力10社の上期のオール電化住宅の普及件数は前年同期比19・2%増の26万7534世帯に急増した。都市部に加え、地方でも満遍なく需要が増加したのが寄与した。
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