放電なしで光る蛍光灯を松下電工が開発

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使っている時だけではなくて、是非とも製造から廃棄までのトータルでエネルギー利用効率の良いものにしてもらいたい、そう願います。

 通常、シリコンから電子は出ないが、ナノレベルに加工することで電子を放出するナノシリコンの特性をいかした。電圧を加えたナノシリコン電子源が、高エネルギー電子をキセノンガス中に放出することで、キセノン分子を直接励起。発生した紫外光が蛍光体に当たり、可視光に変換されて発光する──という仕組みだ。

 通常の蛍光灯は、電極間の放電で流れる電子がガラス管中の水銀原子と衝突?紫外光発生?蛍光体に当たる──という仕組みで発光している。

 新方式では放電なしで発光させるため、理論的には蛍光灯の発光効率・100ルーメン/ワットを上回る150ルーメン/ワット以上が期待できるという。高効率かつ、水銀も不要という環境配慮型の照明への応用を目指し、特性向上のための技術開発を続けるとしている。

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このページは、masashiが2008年7月13日 10:09に書いたブログ記事です。

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