Notes/Dominoの弱点

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下記に書かれているように、ベンダーであるIMBのやる気のなさに加えてネットワーク負荷の高さとか、DBのサイズがやたらでかいとか、システム全体に求めるスペックが高いってのも問題だよな、と思う。Notesはほんとに金かかりすぎで、費用対効果があってないんじゃないのかと・・・

 古くからNotes/Dominoを使い続けてきたユーザーが近年感じている不安要素をまとめると、主に次のようなものだ。

 1つはサポート面での不安だ。Notes/Dominoの最新バージョンは出荷を間近に控えた8.0.2となるが、IBMは過去5年間に4回のバージョンアップを行っており、既に2007年4月末時点でバージョン6までのサポートが打ち切られた。バージョン4や5からNotesを使い始め、IBMの提示するサポートサイクルに合わせる形でのバージョンアップを逸してしまっているユーザーも、日本ではいまだに数多く存在する。こうしたユーザーにとっては、5年後、10年後のシステム保有コストの見通しが立てにくくなっているという現状がある。

 2つ目は、増殖したノーツデータベース(Notes DB)の管理だ。Notesがデビューした際、その画期的なコンセプトのひとつは、クライアントに開発環境が含まれており、平易なスクリプト言語でアプリケーションを構築できるEUC(エンドユーザーコンピューティング)を実現している点だった。しかし、その結果として、管理者が全容を把握できない規模でDBが乱立し、情報がバラバラに格納されていった。DBを横断した包括的な情報検索もままならない状態で、変化の激しいビジネスへの対応が難しくなっている。

 3つ目は、システム全体で考えた場合のアカウント管理の煩雑さである。Notes/Dominoの場合、ユーザー認証などは独自のDominoディレクトリベースで管理されるため、その結果、Windowsプラットフォーム上で利用されるActive DirectoryとDominoディレクトリの二重管理が管理者の負担となっているケースが多い。

 その他、Notes/Domino独自のスキルが必要とされることによる運用管理コストの増大や、モバイル環境への対応なども課題となっている。

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このページは、masashiが2008年8月24日 09:53に書いたブログ記事です。

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