新機能の搭載はもういいから、安定して稼働するようにして・・・
──過去のタイトルに比べ今回は新機能が少ない。セキュリティソフトに載せる機能は出尽くしたのか。
そんなことはない。搭載したい機能はまだある。ただ、機能を多く搭載するほど、PCにかかる負荷が大きくなりPCのパフォーマンスを下げかねない。PCのパフォーマンスを維持するのと、複数の機能を搭載することは相反する。そのバランスを取りながら新機能を載せている。
エンドユーザーを対象に行った独自調査データによれば、日本のユーザーがセキュリティソフトに期待している項目の上位は、「高い不正プログラム検知率」「PCのパフォーマンスに負荷をかけない設計」、そして「個人情報保護対策」だった。新版ではこうしたユーザーの要望をもとに開発した。IDやパスワード入力の暗号化機能やメモリ使用量の45%削減はその代表例だ。
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