そりゃ電波の到達距離が短いのが特徴のPHS系が有利だよね?、という結果だよな(笑
携帯電話の電磁波の安全性を確認する1つの基準として、「SAR値」という数値がある。「SAR(Specific Absorption Rate)」は「電波の比吸収率」を意味し、無線機器の電波を一定時間で人体がどれほど吸収するのかを示すもの。このSARの許容値は「2W/kg」に規定されており、携帯電話などの無線機器はSAR値が2W/kgを超えないよう義務づけられている。
各携帯事業者はユーザーに安心してケータイを使ってもらうよう、端末ごとのSAR値をWebサイトで公開している(ウィルコムは各機種のスペックにSAR値を設けている)。このSAR値は機種ごとにどれほどの差があるのだろうか。NTTドコモ、au、ソフトバンクモバイルの2009年夏モデルとウィルコム4機種を含む32機種のSAR値を調べてみた。
その結果、ウィルコム4機種がトップ4を独占し、SAR値はいずれも0.1W/kg台だった。ウィルコム端末の特徴の1つである「低電磁波」は、SAR値が証明しているといえる。また、この中では最もSAR値が低い「nicoハート」は、"THINKキッズPROJECT"の一環として低電磁波を訴求するモデル。"あんしん"にこだわった同機種の面目躍如といえる。
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