Google Chrome 2.0.172.43

| コメント(0) | トラックバック(0)

Chromeがバージョンアップしました。4件の脆弱性に対応したようです。

 米Googleは8月25日、ブラウザ「Google Chrome」の脆弱性を修正したアップデート版のバージョン2.0.172.43をリリースした。

 Googleのブログによると、Chrome 2.0.172.43では4件の脆弱性およびセキュリティ問題に対処した。このうち3件は、深刻度が4段階で上から2番目に高い「High」となっている。

 V8 JavaScriptエンジンの脆弱性は、Webページ上で細工を施したJavaScriptを使って悪用される恐れがあり、場合によってはデータが流出したり、攻撃者に任意のコードを実行されたりする恐れがある。

 libxml2にかんする2件の脆弱性では、攻撃者が不正なXMLを使ってGoogle Chromeのタブプロセスをクラッシュさせ、Sandbox内部で任意のコードを実行できてしまう。

 もう1件のセキュリティ問題は、MD2またはMD4のハッシュ関数アルゴリズムによる証明書を使うHTTPS(SSL)サイトの安全性が不十分だとして、アクセスできないようにする措置を取った。

トラックバック(0)

トラックバックURL: https://horijp.com/mt/mt-tb.cgi/2443

コメントする

ウェブページ

Powered by Movable Type 7.8.2

このブログ記事について

このページは、masashiが2009年8月27日 06:56に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「Google 検索で日付の指定が可能に」です。

次のブログ記事は「Twitterに深刻な脆弱性?」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。