Windows7への正式対応は12月って・・・
ジャストシステムは9月1日、カスペルスキーの統合セキュリティ対策ソフト「Kaspersky Internet Security 2010」を10月16日に、Mac向けウイルス対策ソフト「Kaspersky Anti-Virus for Mac」を11月13日にそれぞれ発売すると発表した。
Kaspersky Internet Security 2010では、最新の脅威情報をユーザーなどから収集してデータベース化する「カスペルスキーセキュリティネットワーク(KSN)」を活用し、ユーザーが約40秒以内に脅威に対処できるようになる「緊急検知システム(UDS)」を搭載した。
また、前バージョンの2009年版から搭載したアプリケーションコントロール機能を強化し、デジタル署名やブラックリスト、ホワイトリスト、ヒューリスティックに基づいてアプリケーションの実行を監視、制御できるようにしている。ヒューリスティック検出機能では、従来のモジュール更新型から定義ファイル更新型に変更し、アップデート処理に伴う時間を短縮した。
このほか、不審なアプリケーションの実行をサンドボックス内で行う「仮想実行スペース」機能や、不審サイトの診断機能、アプリケーションが個人情報データへアクセスするのを監視する機能、USBメモリスキャン機能などを搭載した。
価格は1年ラインセンスの場合で、パッケージ版が6800円、ダウンロード版が4680円。対応OSはWindows XP SP2/SP3、Vistaで、Windows 7への正式対応は12月上旬を予定する。
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