戦争と平和

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人間は懲りないものでテロの根絶だとか言って戦争をしたりしていますが、戦争は平和な世界を作るための手段にはならないと思う。
力をもって強制した平和なんていうものは偽物であって、それはこれまでの歴史によって証明されているはずだ。
今年は先の戦争から60年。節目となる年だからこそ過去の事実とこれからのことに向き合って考える必要があるのではないだろうか。
国連で常任理事国に立候補する だとか、憲法を改正する と言う議論をする際には、そういったことも十分に議論してもらいたい。

以下の記事を読んでそういうことを考えさせられた次第。

[CHUNICHI WEB PRESS] 愛・地球博特集 ? 8月7日
 戦争などで傷ついた各国の子どもたちが集まるドイツ国際平和村の職員、ヴォルフガング・メアテンスさん(51)の講演が6日、瀬戸会場の市民パビリオンであり、子どもたちへのさまざまな思いを約200人の入場客に語った。
 平和村は1967年に独・オーバーハウゼン市に、ベトナム戦争でけがを負った子どもたちを治療するために設立された。メアテンスさんは86年から平和村の職員となり、現在は広報責任者を務めている。
 メアテンスさんは地雷で両手を失ったアフガニスタンの少年が、母国を5年も離れて治療を受けている事例を紹介した。「私には子どもが2人いるが、知らない人々に5年も子どもを預けるなんて、親としてできない」と離れ離れになった親子の惨状を力説した。
 その上で「体は治せても、傷ついた心はなかなか元に戻らない。子どもたちと別れるのはつらいが、母国の親元に帰すのがわれわれの務め」と完治への願いを切々と語った。また、これまでの日本から平和村への寄付が約8億円に上るといい「日本の人々に感謝したい」と話した。

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コメント(2)

はじめまして。僭越ながらコメントさせていただきます。

> 力をもって強制した平和なんていうものは偽物であって、それはこれまでの歴史によって証明されているはずだ。

矛盾してませんか?
今の日本の平和も偽者ってことになりますね。正しい平和って何でしょう。
江戸時代の平和も家康が圧倒的武力で制圧した結果です。
今の平和もアメリカが圧倒的武力で制圧した結果です。
現実を見たほうがいいのではないでしょうか。

ん?、今そこかしこでやられているのは一方的に押しかけて自分の論理を押し付けてるだけだから、根底の問題が解決できてるわけじゃないとそう思うだけです。
押し付けたものが相手にとっても納得のいくものであれば話は別ですが。

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このページは、masashiが2005年8月 7日 14:17に書いたブログ記事です。

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