知らなかったんですが、日本は10年来太陽電池の発電量が世界一だったそうです。
ところが昨年ドイツに抜かれたそうで、首位奪還を目指して環境省が導入促進プログラムを展開するそうです。
折しも地球温暖化防止に向け、エコが叫ばれている昨今ですから、動向としては注目したいところ。
官も後押ししてくれるのだから、太陽電池パネルを生産する側には、発電効率の向上や生産から廃棄するまでのエネルギー・環境負荷の低減を目指して頑張ってもらいたい。
環境省は06年度から、太陽光発電設備の設置後のCO2削減努力に対して各家庭に補助金を出したり、大規模なシステムの導入を促したりなどの「ソーラー大作戦」を展開する。同発電の年間設置量でドイツに昨年奪われた世界一の座の奪回を目指すとともに、地球温暖化対策の強化につなげる。
新たに実施する家庭への補助金制度は、各家庭への電力使用量をもとにCO2排出量を計算したうえで、自費で太陽光発電の設備を導入してもらう。その後の電力使用量をもとに削減できたCO2排出量を算出し、量に応じて3年間、設置費用の一部を補助する、という仕組み。
日本では90年代から太陽光発電を設置する家庭に補助金が出されてきたが、05年度で打ち切られる。環境省は、省エネ努力に応じて補助金が増えるインセンティブ(動機付け)をつけることで、家庭への太陽光発電設置を増やすとともに、CO2排出量の削減も図る。補助の金額など詳細は今後詰める。
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