成田の国際線着陸料金が値下げされたことによって、図らずも関空の料金が世界一高いことになってしまいました。
巨額の資金を必要とする2期工事を控え、関空が値下げすることは難しいだろうから受け入れるしかないということになる。
近隣諸国を見ると半額以下なんだし、国策としてどーにかするべきだと思いますが・・・
関西空港の国際線着陸料が10月1日から世界一高額になる。それまで1位だった成田空港が航空機の騒音レベルに応じた新料金制度を導入し、平均22%の引き下げを実施するためだ。折しも同日から、関空では2期事業の滑走路工事が始まる。建設費の負担などから将来的にも値下げは厳しい。関空会社の幹部は「営業上のマイナスイメージは避けられない」と不名誉な「世界一」に気をもんでいる。
着陸料は滑走路など離着陸施設の使用料で、航空会社が空港に支払う。空港が世界の航空会社などでつくる国際航空運送協会(IATA)と交渉して価格を決め、国土交通省に届け出る。
関空の着陸料は航空機1トン当たり2090円。成田はこれまで同2400円だったが、10月から航空機の騒音別に1650円から2040円まで料金を6段階に区分し、平均1871円に値下げする。一番高い2040円でも関空を下回る。
世界の主要空港の着陸料を、ジャンボ機(B747―400型機)1機当たりで比較すると、関空の82万6000円に対し、アジアのライバル、韓国・仁川は35万4000円、香港は37万9000円で、軒並み半分以下。
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