自民党の財政改革研究会が谷垣財務省が打ち出した消費税増税論に意義を唱えた。
ポーズだけじゃなくて、どうあるべきかきっちりと議論して結論を出して欲しいものですね。
自民党は15日、消費税増税を前提とする中間報告を10月にまとめた党の財政改革研究会について、歳出削減と経済成長による財政再建を重視する路線へと転換する方針を固めた。与謝野経済財政担当相に代わり、15日付で同研究会の会長となった中川秀直政調会長が主導してのことだ。
財政改革研究会の中間報告は、当時の政調会長だった与謝野氏と、政調会長代理だった柳沢伯夫氏(現・党税制調査会長)らがまとめた。
与謝野氏を継いで政調会長になった中川氏は、谷垣財務相が消費税率引き上げ法案を07年通常国会に提出する考えを示したことに対し、真っ先に「拙速だ」と批判の声をあげた党幹部の一人。「税全体を議論して見直すのが党の方針」などと谷垣氏の発言に理解を示す与謝野氏とも立場が異なる。党政調幹部は同日、来年5月までにまとめる研究会の最終報告について「中間報告と同じ色合いにはならない」と強調した。
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