議員年金改革で小泉首相が与党案にダメ出しをしたそうだ。
もうこの際ぬるいと言われるようなやり方はいりません。徹底的にやって頂戴(笑
小泉首相は7日、首相官邸で自民党の中川秀直政調会長と会談し、現行水準からの給付減などを柱に与党がまとめた国会議員年金制度の改革案について「この内容ではだめだ。これでは廃止にならない。民主党も納得しないだろう」と述べ、与党案の抜本的な見直しを指示した。
議員年金改革で来年の通常国会への法案提出を目指す与党は7日、衆院議院運営委員会理事が民主党側と非公式に協議。その際、与党案として、在職10年以上の現職議員は(1)在職中の納付金を20%削減して返還してもらう(2)現行水準より15%削減した金額を受給するという2案のどちらかを選ぶ――という案を提示した。これに対し、現職議員の議員年金全廃を掲げる民主党は反発した。
首相は9月下旬の与党幹部との会合で「廃止を前提に検討しないといけない」としており、与党幹部に対し、与党案の再度の練り直しを求めたものとみられる。
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