荷造り用の紐で補強して耐震強度を高めることが可能であることを東京大学生産技術研究所が実証したようだ。
数千円で補強できるというからコストパフォーマンス抜群。中東などでは単に煉瓦を積んであるだけの建物があって、地震で崩れ去った映像をちょくちょく見る機会があるのでそういうところでうまく使えれば良いだろうなと思います。
日本でも引っ張り強度の高い糸(?)が開発されてたりしますので、そういうのを使って補強なんてのも面白いかも。
荷造りひもで耐震補強――世界の約6割の人々が住むれんがや石積みの建物を、各国で手に入るポリプロピレン製の安いひもで補強できることを、目黒公郎・東京大学生産技術研究所教授らが15日、実物大の建物模型を使った実験で証明した。補強にかかる材料費は1棟数千円で、途上国の地震被害軽減に役立てたいとしている。
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