東芝がワープロ専用機のサポートを3月末で終了するそうです。
時代の流れを感じますな。
なんでも、1999年に発売した機種が最後でまだサポートしてたって言うんだから、巨大ソフトハウスのサポート体制を考えると数が少ないだろうになかなか立派だねと思いました(笑
東芝は、同社のワープロ専用機「Rupo」シリーズのサポート業務を3月末で終了することを発表した。同社は1978年9月に世界で初めて日本語ワープロ「JW-10」を発表したことでも知られているメーカーだが、これによって約30年にわたる同社のワープロ専用機事業の終焉ということになりそうだ。
東芝のRupoシリーズは、1999年9月に発売された「JW-G7000」が最後のモデルとなる。当時のリリースを見てみると、カラーハンディコピー機能とスマートメディアスロットを搭載しているのが特徴で、内蔵プリンタによる最高800dpiでの印刷が可能だ。スマートメディアは、文書の保存と、デジタルカメラからの写真データ読み込み用となっている(当時、東芝ではスマートメディアを採用した「Allegretto」シリーズというデジタルカメラを発売していた)。
日本事務機械工業会によると、ワープロ年間出荷台数のピークは1989年で、271万7,000台。起動の速さや単機能ゆえの使い勝手の良さなどから、好んで使っていたユーザーもいたが、時代が進むにつれ、ほとんどがPCに置き換えられていった。同社は、2000年にワープロ事業から撤退した。
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