カラーコンタクトレンズ

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ものによって害があるものが存在しているそうで、気をつけた方が良いようです。
粘膜むき出しの所に毒物が来たらやばいよね・・・

カラーコンタクトは危ない? 医療用とおしゃれ用に明確な線引きを - nikkeibp.jp - 注目のニュース

この2月に独立行政法人の国民生活センターが発表した「おしゃれ用カラーコンタクトレンズの安全性」に関する調査が波紋を呼んでいる。視力補正が目的でないカラーコンタクトレンズを「おしゃれ用」と定義し、10銘柄を調べると、驚くべき結果が出た。2つが眼粘膜刺激が起こり得る細胞毒性を持ち、4銘柄はカラーコンタクトレンズの色素が流出。使用者に軽度の眼障害が生じる場合があるという。
調査発表後、消費者からメーカーや眼鏡専門店に「商品は大丈夫か」という問い合わせが相次いだ。さらに眼鏡専門店チェーンでは「カラーコンタクトレンズの安全が立証できないので、あまり顧客に薦めていない」というところまで出てきた。

カラーレンズは2種類
ただ、すべてのカラーコンタクトレンズが危険というわけではない。実はカラーコンタクトレンズは2つの種類に分けられる。1つは装着して目の色を変えて楽しむ雑貨品。もう1つが心臓のペースメーカーなどと同部類に入る高度管理医療機器。今回センターが危険を指摘したのは、雑貨品の方だ。
高度管理医療機器の認可を得るには厚生労働省の審査が必要で、利用者は70万人と見られる。雑貨品は「薬事法の範囲外で、取り締まる権限がない」(厚労省)ため、野放し状態だ。
高度管理医療機器のレンズでさえ使用者の10人に1人が眼障害を持つという。雑貨品ならばさらに危険性が高い。日本眼科医会は「雑貨品の販売を規制すべきだ」と要望を出している。
「カラーコンタクトレンズは危険」との反応が広がりやすいことには理由がある。医療機器と雑貨品を消費者が「混同」しやすい状況があるのだ。
典型例は増加するインターネット販売。販売サイトを見ると、医療機器と並んで雑貨品が売られていることが多く、顧客は区別がしづらい。また、多くの人はコンタクトレンズを購入する際医師に診てもらうが、これは法律で義務づけられてはいない。自分の目の度数などが分かればネットで買える。
インターネット通販の増加は、「昨年4月の薬事法改正がきっかけ」とある関係者は言う。薬事法改正でコンタクトレンズは高度管理医療機器となった。これにより、店舗ごとに講習を受けた販売管理者が必要になり、店舗の基準が設けられ、立ち入り検査も受ける。「店舗を維持できないところも増えた」(関係者)。取って代わるように増えたのが販売許可を取得した事業者によるインターネット通販だ。

医療機器のレンズに度なしも
高度管理医療機器と雑貨品の混同を生じさせる理由はほかにもある。高度管理医療機器はあくまで医療目的で販売する必要があるが、「瞳の色が変わる」などと、外見的魅力度の向上を宣伝文句に掲げる場合が多い。この方が購入者層は広がる。また高度管理医療機器でもレンズに度がないものもある。メーカーは「虹彩異常の人のため」とするが、消費者の中にはおしゃれ目的で購入する人もおり、ますます雑貨品と混乱しやすい。厚労省は「高度管理医療機器をおしゃれ目的として販売しないよう対応を考える」と話す。
安全なカラーコンタクトレンズの使用環境は早急に作り出す必要がある。というのも、現在はコンタクトレンズの使用者が医師に定期検診を受ける場合は保険診療だが、2006年度の医療制度改革により、自由診療となる方針が固まった。これによって患者負担が増え、検診を怠る使用者も増えることが予想され、目の異常の発見が遅れることもあり得る。コンタクトレンズの使用者は医療用もおしゃれ用も若年齢化している。深刻な被害が出る前に国を挙げての安全対策が求められる。(飯泉 梓)

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このページは、masashiが2006年3月 9日 07:17に書いたブログ記事です。

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