外形標準課税による課税を回避するために1億円以下に減資する企業が相次いでいるらしい。
個人的な感想を言わせてもらうと、大変みっともない。
昨今ライブドアや村上ファンドが非難されてますが、もうちょっと社会的な立場を考えていかないといけないんじゃないだろうか。倫理観が欠如してる。
資本金1億円超の企業にかかる「外形標準課税」の適用が始まった05年3月期決算の対象企業のうち、資本金を1億円以下に減資して外形標準課税の対象外になった企業が全国で1044社にのぼることが総務省の調べで明らかになった。このうち100億円以上あった資本金を1億円以下に引き下げた極端なケースも29社あった。これらの企業が赤字なら少なくとも2000万円以上の節税効果があり、多くは外形標準課税から逃れることが目的だったと見られる。
外形標準課税は、資本金や人件費の規模など外形的な基準によって納税額を決める課税方式。このため赤字企業(欠損法人)にも課税できる。政府は法人事業税のうち4分の1相当額をこの方式での課税に切り替えた。資本金1億円超の企業を対象に、04年4月以降に始まる事業年度から適用が始まった。
全国約248万社のうち、外形標準課税の対象は約3万2000社と見られていた。ところが総務省が各都道府県に問い合わせたところ、1044社が資本金を1億円以下に減資して対象外になっていた。
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