ゴーンさん、GMとの提携に前向きなんだそうで。
一部で低燃費のエンジン供給もしくはライセンス供与とかで日産・ルノーにとって得るものが大きいと見る向きもありますが、相手は我が儘勝手なアメリカ人。彼らは自分達が世界の中心って主義だし、都合が悪くなったら政治的に介入させたりやりたい放題をやってきた連中なんだってことを考えると個人的には疑問に思う。
合併じゃないから公正取引委員会なんぞが出て来ることはないだろうし、良いんでしょうが、ほんと食われちゃわないように気を付けてもらいたいもので。
日産自動車は3日、臨時取締役会を開き、米ゼネラル・モーターズ(GM)の株主が提案したGMと日産・仏ルノー連合の資本提携について、GMが提案を支持し承認した場合、提携の可能性について協議を進めることを承認した。交渉についてはカルロス・ゴーン社長兼最高経営責任者(CEO)に全権を委任することも決めた。GMの出方次第では、世界販売が1500万台を超える巨大自動車グループが誕生する可能性が出てきた。
資本提携については、GMの大株主である投資会社トラシンダが6月末、「GMは日産・ルノー連合に加わるべきだ」とGM経営陣に提言。日産・ルノーに対し、GM株取得を打診していた。日産・ルノー側も「提携の拡大は可能」との声明を発表し、前向きな姿勢を示している。両社合わせてGMに20%程度を出資する案が出ている。
日産・ルノーの05年の世界の販売台数は計約613万台で、GMは917万台。3社連合が実現すると、トヨタ自動車や米フォードを倍近く引き離すことになる。
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