輸入再開を巡ってアメリカの食肉処理施設を調査していたわけですが、一部に問題があったそうで。
アメリカさんの言い分は、「重要なのはシステム全体の判断であり、個別施設の選別ではない」ってことらしいけど、日本人の感覚にはそぐわないんだな、これが。
まぁ再開されても俺は食わないから良いけど。
BSE(牛海綿状脳症)の特定危険部位が混入し米国産牛肉の輸入を再停止した問題で、農林水産省と厚生労働省が米国に派遣した調査団の査察の結果、35か所の食肉処理施設の一部に問題があったことが24日、明らかになった。
厚労省幹部は「1、2施設に問題がある」としており、両省は問題施設について、日本向け食肉処理施設として承認するかどうか調整する。
6月21日の日米両政府の合意では、現地査察で不適合施設が発見された場合、「日米両政府が緊密に協議する」ことになっている。
ただ、マイク・ジョハンズ米農務長官は「(査察で)重要なのはシステム全体の判断であり、個別施設の選別ではない」として35施設の一括承認を求め、日本側に対象施設を選択させない考えを示している。
日本の調査団は6月26日から約1か月かけて食肉施設35か所と農場を査察し、7月23日に帰国した。両省は報告書を作成し、26日に自民党の了承を得たうえで、27日に輸入再開を正式決定する方針だ。
(2006年7月24日19時22分 読売新聞)
コメントする