首都圏で大規模停電

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今朝首都圏で起きた大規模停電、27万5千ボルトの送電網を切った割にはたったの2時間で仮復旧した。
すごい早さだよね。海外なら数日は確実に止まってるだろうと思います。なんつーても日本の停電時間は世界一短い。
まぁそのかわりに電気代が高めって話はあるけど、今の世の中電気が来ないと生活できないし、インフラの保守コストがかかるのはいたしかたないこと。
保守コストは必要なもの、ってのがなかなか認知されないIT系も、もう必須と化しているのでぼちぼち世間の認知が変わる必要があると思いますが、これがなかなか・・・

asahi.com:別ルートで送電再開 復旧までは短時間 首都圏広域停電?-?社会
 朝の首都圏を襲った大規模な停電は、網の目状に張り巡らされた送電網で、機器を守るための送電ストップが相次いだために、被害が広範囲に広がった。ただ、一方で、この網の目状の送電網があったため、送電が別ルートで再開でき、2時間足らずでおおむね復旧、長時間に及ぶ被害は避けられた。
 接触事故が起きた送電線は、2番目に高い電圧の送電線だ。首都圏の需要をまかなうために、大規模な送電を担っている重要な送電線だった。この送電線のすぐ上流部は1次変電所がループ状に整備されているが、事故で首都圏に70カ所ある1次変電所のうち5カ所で、過電流から設備を保護するための装置が働き、送電を遮断した。
 電気は、各変電所の下流部にある2?4次の変電所を通して、通常の送電線の6600ボルトまで下げて配電することになっている。送電を遮断した1次変電所の下流部の変電所でも同様に保護装置が働き、一時的に電流が遮断された。この影響で、都内だけでなく千葉、神奈川各県にも停電が広がった。
 一方、東京電力では送電線事故など送電トラブルを回避するために、主要送電線をループ状にするとともに、各変電所間も網の目状に系統を展開している。このため、別のルートで送電するよう順次切り替えることができた。ただ、復旧は、担当者が各変電所で安全を一つ一つ確認しながら手動で行うため、それなりの時間がかかった。

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このページは、masashiが2006年8月14日 20:00に書いたブログ記事です。

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