北朝鮮が核実験の実施計画を表明

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完全になめられてますな・・・

北國新聞:FLASH24:国際
【平壌3日共同】朝鮮中央通信によると、北朝鮮外務省は3日、声明を発表し「科学研究部門で今後、安全性が徹底して保証された核実験を行う」と表明した。北朝鮮は昨年2月に核保有を公式に宣言したが、核実験実施を明言したのは初めて。実験の具体的な日時には一切触れていない。
 実際に実験を強行すれば、7月5日の弾道ミサイル発射を上回る「超強硬」対応。米国による金融制裁に北朝鮮が反発、昨年11月以降中断している6カ国協議の崩壊は必至だ。日米など協議関係国は実験の兆候を注視、実験中止を強く働き掛ける。
 安倍晋三首相は3日夜、「核実験を行えば断じて許されない。国際社会で厳しい対応を取ることになる」と述べた。
 6カ国協議について声明は触れていない。
 声明は、米国による「制裁圧力策動によりわが国の最高利益と安全が甚だしく侵害されている」とした上で、ミサイル発射を受けた国連安全保障理事会決議を「事実上の宣戦布告」と非難。
 さらに「これ以上事態の発展を傍観することはできなくなった」とし、「防衛的対応措置」として核抑止力確保のために核実験を行わざるを得なくなったと主張した。
 また「核保有宣言は核実験を前提にしたものだ」と指摘した。
 一方で声明は「絶対に核兵器を先に使用せず、核兵器を通じた威嚇や核移転は徹底的に許さない」との立場も強調。最終目標は米朝の敵対関係の清算であり、朝鮮半島の非核化実現と世界的な核廃絶のため努力すると強調した。

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ちなみにこれに対する安倍首相のコメントはこちら。

首相「断じて許されない」 可能性否定できず?麻生氏
 安倍晋三首相は3日夜、北朝鮮外務省が核実験を行うとの声明を発表したことについて「万一、核実験を行えば断じて許されない。国際社会で厳しい対応を取ることになる」と強調した。官邸で記者団に述べた。
 麻生太郎外相は外務省で記者団に「こういったものが出た後、間をおかずに現実になった過去の例があるから、起こり得る可能性を否定するのは甘すぎる」と述べ、政府として警戒を強める方針を表明した。
 その上で麻生氏は「(核実験は)北東アジアに重大な影響を与える。平和に対する脅威だ。断じて許すことはできない」と北朝鮮を非難。核実験を実施した場合については「激しいことになる。ミサイル発射よりもっと話は深刻だ」と述べ、国際社会と連携して国連安全保障理事会での制裁決議など厳しい措置を取る意向を示した。

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このページは、masashiが2006年10月 3日 21:46に書いたブログ記事です。

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