東京駅が開業時の赤煉瓦駅舎にリニューアルする。
賛否両論あると思いますが、個人的には日本の顔でもあるわけだから、こういうのはお金の問題じゃなくてやって良いと思う。
同じく付近を通る高速の地下化計画が出ている日本橋の道路なんてひどい状態で、ちょっとどうなのよ、って感じですから。
それにしても、当時の図面とか資料が断片的にしか残っていないのが残念です。
JR東日本は、首都圏の玄関口・東京駅の丸の内(赤レンガ)駅舎を約90年前の開業時の姿にリニューアルする。平成23年に完成の予定。現在の2階建ての駅舎は3階建てになり、角形の南北のドームは丸屋根に戻される。
丸の内駅舎は建築家、辰野金吾の設計で1914年(大正3年)に完成した。関東大震災では大きな被害は出なかったが、昭和20年の空襲で3階とドーム部分が焼失。22年に応急処置が施されたが、その姿のまま60年が経過した。
国鉄当時の昭和33年、24階建ての高層ビル構想が発表された。その後、分割民営化前後のバブル期にも「解体」「高層化案」が浮上したが、駅舎の保存を求める声もあり実現しなかった。
今回の復元計画は平成14年に決定。開業時の設計図は断片的にしか残っていなかったが、各地から寄せられた当時の絵はがきのほか、旧盛岡銀行本店(盛岡市)、旧日本銀行京都支店(京都市)など、辰野が手がけたほかの作品を研究した。
復元駅舎は正面の長さは現在と同じ335メートルだが、ドームの高さは37・6メートルで、現在の30メートルよりも高くなる。駅のほかにホテルとギャラリーが入る。皇居と駅を結ぶ景観に配慮し駅前には広場も設置するなど人々の憩いの場となりそうだ。
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