ICAANがソ連に割り当てられている国別ドメインの「.su」を廃止する方針を出していることに対して、ロシアで反対運動が起こっているそうです。
ICCANの主張も分からなくは無いけど、1万件以上の使用者がいるわけで、ばっさり切り捨てるのも強権的だし、他に同じドメイン名を使いたいということも無さそうだからこのまま放置しても良いんじゃないかと思うんですけどねぇ。。。
ICCANの主張も分からなくは無いけど、1万件以上の使用者がいるわけで、ばっさり切り捨てるのも強権的だし、他に同じドメイン名を使いたいということも無さそうだからこのまま放置しても良いんじゃないかと思うんですけどねぇ。。。
ロシアのインターネットマニアたちが、ソビエト連邦(ソ連)の名残――ソ連崩壊前に割り当てられた「.su」ドメイン名――をめぐり、国際団体との論争に巻き込まれている。
米国に本拠を置くドメイン名監督団体ICANNは、.suは無効であり廃止したいと主張している。だが.suを使っているインターネットユーザーはまだ多数おり、懐古的な価値があるという理由もあって、このドメインを残そうと戦っている。
ソ連解体から約16年が過ぎたものの、.suは次第に企業、クラブ、政治団体の間で人気が高まっている。ロシアのロビイストは9月19日、ICANNと同ドメインを残すための交渉を始めた。
「われわれはこのドメインを残したい」と、IT利用を推進する独立系機関Russian Institute of Public Networksのディレクター、アレクセイ・プラトノフ氏は記者説明会で語った。
「このドメインには、第一にコミュニティーがあり、第二に歴史がある。独自性があり、ほかのドメインにはもうないWebサイトの名称を提供している」(同氏)
.suドメイン名はインターネット革命の始まりのころ、1990年9月19日にソ連の国別コードとして割り当てられた。それから15カ月後にソ連は崩壊した。
その後ロシアに割り当てられた.ruドメインはロシア人にダントツで人気だが、.suドメイン名の登録を継続している人もいる。
.suロビイストが公開したデータによると、.suドメイン名でWebサイトを登録している人は約1万人おり、今年に入って約1500の.suサイトが新規に登録された。
ICANNは、失効したように見えるドメインをインターネットから削除する取り組みの一貫として、.suに対処していると説明している。
国別ドメイン名は、各国に2文字のコードを割り当てた「ISO 3166-1」リストに基づいている。
ソ連はもうこのリストに載っていないため、.suドメインは、1993年のチェコスロバキア分離独立で消えた「.cs」ドメインのように、破棄されなければならないとICANNは主張する。
同様に、1997年にザイールがコンゴ共和国に国名を変更したことを受けて、「.zr」ドメインは破棄された。
「1992年に(.suは)ISOリストから外された。それ以来、ISOの基準にそぐわないものになっている」とICANNのキム・デービス氏は先の電話取材で語った。
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