Microsoft Exchangeがオンラインサービスのメニューに組み込まれるそうです。
米Microsoftは3月2日、企業向けオンラインサービススイート「Microsoft Online Services」をあらゆる規模の企業に提供することを明らかにした。新サービスとしてExchangeとSharePointも加える。
同サービスはMicrosoftの「ソフトウェア+サービス」戦略の一環で、顧客は企業向けソフトをサブスクリプションサービスとして利用できる。Microsoftは昨年9月に、このサービスを5000人を超える企業向けに提供すると発表した。今回、対象を中小規模の企業にも拡大する。また同社は、このスイートの新サービス「Exchange Online」「SharePoint Online」の限定βテストも開始した。これらサービスでは、顧客は電子メール、予定表、アドレス帳、共有ワークスペース、Web会議、Web経由のビデオ会議などの機能を利用できる。βテストには米国企業のみ登録可能で、今年後半に一般公開される。
今回の対象拡大に合わせ、MicrosoftはMicrosoft Online Servicesに新しいライセンスモデルを導入した。Software Assuranceに加入していない顧客の場合、ユーザーごとにサブスクリプションを購入できる。Software Assuranceに加入し、Client Access Licenseを持っている顧客は割引価格で購入可能。サービスは、ニーズに応じて、顧客の社内サーバでホスティングすることも、社内ホスティングとWebベースのサービスを組み合わせることもできる。
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