ChromeがNative Client実装を目指す

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という方針で開発を進めるそうだ。

 Googleは、ウェブアプリケーションを高速化するオープンソースの「Native Client」技術について、セキュリティ基盤が強固であるとの確信を得たことから、この技術を研究段階から昇格させた。同社は今後、Native Clientをブラウザ「Google Chrome」に組み込んでいく。

<中略>

 Native Client(略称NaCl)とは、ウェブからダウンロードしたソフトウェアをIntelのCoreシリーズのようなx86プロセッサ上で直接実行するメカニズムだ。現在ウェブサイトの見栄えを良くするのに多用されているJavaScript環境はかなり動作が遅いことから、コンピュータにインストールされる普通の「ネイティブな」ソフトウェアのスピードを得たいというのがNative Client開発の中心的な動機となっている。Googleはウェブを、どちらかというと静的なサイトの集合体から、もっと強力なアプリケーション基盤へと進化させる幅広い取り組みを行っており、その一環としてNative Clientがある。

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このページは、masashiが2009年6月13日 09:43に書いたブログ記事です。

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