2012年のオリンピックは下馬評を覆してロンドンで開催することが決定された。
日本はその次ぐらいに立候補したりするのかな?
国際オリンピック委員会(IOC)総会は6日、2012年に開催される第30回夏季オリンピック大会の開催都市にロンドンを選んだ。
招致戦は、パリ、ニューヨークなど世界に冠たる5都市が最終選考に残り、史上最も豪華な顔ぶれとなったが、五輪は64年ぶりに、近代スポーツの発祥地に還る。ロンドン開催は、1908年の第4回大会と、第二次世界大戦のつめ痕が残る1948年の第14回大会に次ぐ3度目で、同一都市では史上最多の開催。
9都市で始まった招致レースは、昨年の一次選考でロンドン、パリ、マドリード、ニューヨーク、モスクワの5都市に絞り込まれた。この日の投票は、当該国出身者などを除くIOC委員により、過半数を獲得する都市が出るまで最下位を除外しながら繰り返す方式で行われ、一騎打ちとなった4回目でロンドンが過半数を取り、パリを破った。
英国としては、48年以降、マンチェスター、2度のバーミンガム招致に失敗。4度目の挑戦で栄冠を勝ち取った。五輪陸上金メダリストのセバスチャン・コー招致委会長を筆頭に、選手の意見を開催計画に生かした「選手による、選手のための五輪」を訴えた。また、市東部の再開発に絡めたメーン会場構想の質の高さや、優れた後利用計画などが評価され、「パリ本命」の下馬評を覆した。
(2005年7月6日21時32分 読売新聞)
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