輸入牛肉

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昨年末からいわゆる外圧に押されて解禁したアメリカ産の牛肉輸入ですが、早速と問題発覚。
やっぱりアメリカ人って信用できないんだよなぁ。
基本的に彼らは彼らを中心として世界が回ってると思ってるんだし、話半分、いや話1/5ぐらいに思っておいた方が良いんじゃないだろうか。
食品で何か問題があったら、後からどーにかしようとしても後の祭りな訳ですから。

asahi.com:解禁早々、不安現実に 米産牛肉再び禁輸?-?暮らし

 「リスクは非常に少ない」として政府が米国産牛肉の輸入を解禁してわずか1カ月。その大前提だった、米国の安全対策への信頼はあっけなく崩れ、政府は20日、再び禁輸を決めた。輸入肉に混入していたのは脊柱(せきちゅう)部。牛海綿状脳症(BSE)の原因物質がたまりやすい特定危険部位として除去されているはずだった。米国の検査体制への不安を押し切る形で輸入再開を決めた政府は、バタバタと対応に走った。

 ●世論意識、急ぎ対応
 「科学的知見を踏まえ、米国産牛肉の輸入を再開しました。消費者の視点に立って、食の安全と安心を確保します」
 20日午後の衆院本会議。施政方針演説で小泉首相がそう胸を張ってまもなく、川崎厚労相のもとに「米国産牛肉に危険部位が混入」の第一報が届いた。
 演説から約5時間後、首相は「全部、輸入をストップする。米国側にしかるべき対応を求めて、適切な措置を日本としてもとるよう指示した」と、禁輸表明を余儀なくされた。
 一報が入った当初は、農林水産、厚生労働両省とも「違反した業者からの輸入を止めればいい」「国内流通はしていない。検査体制が機能している証拠だ」と、米国産の輸入そのものには影響を与えないとの空気が支配的だった。
 しかし、中川農水相や川崎厚労相らと首相が断続的に電話で協議し、状況は一変。「午後7時前になって、急きょトップダウンで禁輸が決まった。両大臣と首相の政治判断だ」(政府関係者)。首相の表明を受けて、厚労省は急きょ、全国の検疫所に米国産の輸入手続きを止めるよう連絡した。

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このページは、masashiが2006年1月21日 10:05に書いたブログ記事です。

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