金融庁が過剰融資に対する規制強化の方針

| コメント(0) | トラックバック(0)

金融庁が過剰融資が起きないように規制を強化する方針を打ち出した。利息制限法を超える、所謂グレーゾーンの金利を禁止したり、融資残高を維持するために完済拒否をしたりすることを禁じるそうです。
どうせやるならちゃんと効果があるものにしてもらいたいものですが、お役人って実態を理解してないことが多いのでどうなることやら。今更って気もするし。

asahi.com: 金融庁、「過剰貸し付け」の規制強化 完済拒否は禁止?-?ビジネス
 自己破産や自殺など深刻な社会問題を招いている多重債務の実態を是正するため、金融庁は、貸金業者に対する監督指針を見直し、顧客の返済能力を超えて融資する「過剰貸し付け」の規制を強化する方針を固めた。債務者が自宅を差し押さえられ、暮らせなくなるような融資に歯止めをかけたり、保証人への過剰な保証の要求を禁止したりする。金融庁は利息制限法を上回る金利をとっても刑事罰に問われない「グレーゾーン金利」を撤廃する方針。監督指針の改正とあわせ、業界による「貸し過ぎ」を抑止したい考えだ。
 過剰債務を招く貸し付け手法としては(1)融資量を保つため、顧客が完済を申し出ても拒否する(2)限度額内で何度も借り入れと返済ができるリボルビング方式で一方的に融資限度額を引き上げる、といったものが横行している。これらを指針で明確に禁止する。

トラックバック(0)

トラックバックURL: https://horijp.com/mt/mt-tb.cgi/658

コメントする

ウェブページ

Powered by Movable Type 7.8.2

このブログ記事について

このページは、masashiが2006年3月 6日 07:05に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「量的緩和解除後」です。

次のブログ記事は「おサイフ携帯普及へ布石」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。