センドメールがドメイン認証型の電子メールサーバーを発表した。
こういうのが広まるとspamメールが減ったりするんだろうか。ちょっとだけ期待。
センドメールは6月20日、電子署名方式の送信ドメイン認証技術である「DKIM(Domain-Keys Identified Mail)」に対応した電子メール配信サーバ「Mailstream Switch MTA 3.2」を発表した。同社ではこの製品をベースにした、DoS攻撃やスパムメールを防御する電子メールゲートウェイ「Mailstream Gurdian」を6月末から提供する。
Mailstream Switch MTA 3.2は、オープンソースの最新メールサーバである「sendmail 8.13」をエンジンに、インストールや設定、運用を容易にするための各種ツールや機能を追加した商用製品だ。
この製品でサポートされたDKIMとは、現在、仕様が策定中の最新の送信ドメイン認証方式。すでに実用化されている「Domain Keys」(米ヤフーが提唱)と、米シスコシステムズが提唱した「Identified Internet Mail」を組み合わせたもの。電子メールに添付された電子署名を送信元のDNSサーバから取得した公開鍵によって認証し、受信者には送信元が詐称されていない正規の電子メールだけが配信される。
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