大型自動車免許取得記録

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2月9日に東三河運転免許センターで大型自動車免許(第一種)を取得してきました。

事の始まりは会社の後輩との会話で、「今年6月2日から中型自動車免許というくくりが新たに登場して、今まで普通自動車免許で運転できていた4トン積みトラックが運転できなくなるよね。制度が変わる前に大型取ってみようか?」というもの。
※Wikipediaに区分とかが掲載されています。>運転免許
そんなのが頭の中にあって、11月29日の水曜日にたまたま有休消化のために有休を取ることになって、webを見ていたら受験料が3,300円で貸車料が1,100円となっていて、そんなに高くないしネタで受けてみようと思ってぶらっと東三河運転免許センターに行った、というものです。
※ちなみに前述の後輩は置き去り(爆

まず窓口で受験料3,300円を払って適性検査(普通の視力検査と距離を識別する能力を判別する深視力検査)を受けてしばらく待たされた後で集合がかかったので窓口まで行ってみると、「受験する人が多くてすぐには受けられません。早くても年が明けた1月10日になります。」と言われてしまいました。
そういうのは受験料を支払う前に言っていただきたいと思うわけですが、すでに適性検査が終わってるし後の祭り。
で、話を聞いていると、運転免許センターのすぐ東隣に豊川自動車練習所というのがあって、本番の試験と物理的に同じコース、同じ車両で練習できるとのことで、1月10日の受験を予約した後に行ってみました。
平針自動車練習所と同じく、愛知県交通安全協会が経営している

練習所に行って詳しく話を聞いてみると、運転免許センターで言われたとおり、本番と全く同じ環境で1時間の練習が8,100円と言うことでした。だいたい8時間ぐらい練習される方が多いそうです。
※どうも車両は愛知県交通安全協会の持ち物で、本番の試験の時は運転免許センター側に貸しているようです。
せっかく受験料払ったし、それならと言うことで入学金3,300円と、とりあえず1時間分の予約をして帰宅しました。

そして迎えた初練習の12月2日。
車両は日野レンジャーの6トン積み車で、長さが7.8m、幅が2.4mと普通車と比べるとかなり大きいです。
ブレーキは普通車で一般的に使われている油圧ブレーキではなく、エアブレーキ。2トン車とか4トン車とかは運転したことがあるので、サイズが大きいのはどうということはないのですが、エアブレーキは初体験ということで全く馴染めずぼろぼろ。軽くかけたつもりがえらい急ブレーキになったりするものだから、これはやばい、これでは100%受からないと思い、翌週の予約をして帰宅。

そして翌週12月9日、2回目の練習。
前週はぼろぼろだったのに普通に運転できるようになっててあら不思議。普通車とは別物だと頭を切り換えて挑んだのが良かったんだろうか。やっとまともに運転できるようになった訳ですが、1月10日まで期間が開き過ぎと言うこともあってさらに2時間分予約して帰宅。

12月23日、スキーに行ったりしてたため2週間ぶりだった訳ですが、特にコツを忘れてるとかってこともなく普通に運転できる。コースを覚えるためぐるぐる走り回ってひたすら練習。

1月6日、本番の試験の前に念のためもう一回練習。
年明けに風邪を引いて鼻水ずるずるの状態でしたが、教官と世間話しながら運転してるぐらいで余裕っぽい感じ。

そして迎えた1月10日の試験本番。
途中まで楽勝っぽいムードで運転してたら、左折で縁石を踏んで撃沈。試験管から「普通に通るはずのレベルなのになにやってんの」と言われてしまい、次回の受験の予約をして帰宅。
鼻水止めるために風邪薬飲んでたんですが、やたらのどが渇くし、そんな状態で試験なんか受けるもんじゃないと痛感。

2月9日、2回目の試験本番。
前回失敗してから1回も練習せず、1ヶ月開いてた割りにちゃんと運転できるもので、無事合格。
新しい免許証をもらってみて気がつきましたが、大型免許っていつ取ったかって記載は無いのですね。

大型自動車免許の取得に要した費用は、
・受験料3,300円×2回=6,600円
・貸車料1,100円×2回=2,200円
・練習所入学金3,300円
・練習料8,100円×5時間=40,500円
の合計52,600円でした。
教習所に通うと22?23万円取られるらしいので、この程度の費用で取れるなら安いもんじゃないかと思います。
6月以降は、一旦中型を取らないと大型は取れなくなるので、欲しい人は今のうちに?

■所感?大型自動車免許を取ってみて
常に内輪差を意識して運転するものだから、普通車に乗っていても後輪がどこにあるかがよくわかるようになりました。
また、大型は曲がるときにふくらんでから曲がってくると思いこんでいましたが、ハンドルの切れ角が大きいのでふくらんだりする必要は全然なく、実際道路上で注意して見ているとトラックが大きくふくらんで曲がっていくことはあまりないようです。
むしろ曲がるときに内輪差が大きいので、内側の後輪を引っかけないようにして曲がるために、曲がった後で対向車線に若干はみ出すとかそういったことが多々あるようで、道路幅が狭いところで一番前に止まるときには、停止線ぴったりに止まるんじゃなくて、若干距離を開けて(2?3mぐらい)止まるようにすればお互いに冷や冷やすることもなく良いんじゃないかと思います。
それと空荷だとやたらブレーキが効きます。過積載されてもちゃんと止まれるように考慮して設計されているはずで、よく考えれば当たり前のことですが、こういった特性を理解せずにトラックとの車間距離を詰めて走るのは大変危険だなと思いました。
最初はネタとして受験したわけですが、こういった特性を理解できたことはプラスになったなと思います。

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このページは、masashiが2007年2月11日 13:03に書いたブログ記事です。

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