EU首脳がCO2削減目標を決定

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EU首脳が地球温暖化阻止に向けて1990年度比で20%減とするCO2削減目標を決定したそうです。
やる気満々、アメリカとはえらい違いです。
この前新幹線に乗ってる時に、ニュースが流れているのを見てたら、産業革命以降のCO2排出量はアメリカがトップで世界の28%、その次が中国の8%、日本は4%で6位、なんて感じだそうで、本来ならアメリカが真っ先にやる気になってくれないと、というところなんですけどねぇ。
自動車は25%減を義務づけるってことなのでこれからが大変ですけど・・・

EU首脳、温暖化協議 高い削減目標 米と違い鮮明-世界からニュース:イザ!
 気候変動に対する共通政策などを協議する欧州連合(EU)の首脳会議が8日、ブリュッセルで開幕。会議は2日間の日程で、二酸化炭素(CO2)排出量を2020年までに1990年比で「20%以上」削減するとした欧州委員会の環境・エネルギー包括政策案を首脳レベルで確認する見通し。危機感を真正面から受け止めるEUと、温暖化対策に消極的な米政府の違いが一層際立ちそうだ。
 温室効果ガス排出量が増える一方の日米と異なり、EUは2004年時点で加盟15カ国が0・9%、新規加盟10カ国を加えた25カ国では7・3%削減を実現。さらに欧州委員会は今年1月、域内のCO2排出量を20年までに1990年比で「20%以上」削減する包括政策案を発表した。
 これを受けてEU閣僚理事会は(1)自動車燃料に占めるバイオ燃料の比率を10%以上に引き上げ(2)新車のCO2排出量を25%削減?などの義務化を決めた。
 一方の米国は、01年3月に京都議定書からの離脱を表明。ブッシュ大統領は今年1月の一般教書演説で初めて温暖化に取り組む姿勢を示したものの、国内外で「弱腰」との批判を受けている。経済界にも環境問題をビジネスチャンスとみて、政府に政策転換を求める動きがでている。
 大統領は(1)エタノール混合燃料の利用拡大(2)ガソリン消費量を2017年までに20%削減?を目標に掲げたが、米国最大の環境保護団体は「地図を示さずに目的地だけを語っているにすぎない」と手厳しい。(ブリュッセル、ロサンゼルス共同)

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このページは、masashiが2007年3月 9日 06:10に書いたブログ記事です。

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