知りませんでしたが、これは便利かも。
pushd/popdでフォルダを移動する ? @ITcdではなく、pushdコマンドで移動する
フォルダを移動する場合、コマンド・プロンプトでは「cd」コマンドを利用する。引数に移動したい先のフォルダ名を指定することにより、カレント・フォルダ(UNIX流に言えばカレント・ディレクトリ)が、指定されたフォルダに変わる(移動する)。
だがcdで移動する場合、元のフォルダへ戻る簡単な方法がない。別のフォルダへ移動して作業し、その後また元のフォルダへ戻って作業を続けるというのはよくある状況だが、cdを利用する場合、元のフォルダへ戻るには、元の場所を憶えておいて、「cd 元の場所」というコマンドを実行しなければならない。
このような場合はcdの代わりにpushd(プッシュ・ディレクトリ)コマンドを利用するとよい。使い方はcdコマンドと同じく、「pushd 移動先」とすればよい。これを実行すると、cdコマンドと同様に、カレント・フォルダが指定されたフォルダになる。しかし移動の直前に、現在のカレント・フォルダの情報が「ディレクトリ・スタック」と呼ばれる(cmd.exeの)内部的なスタックに積まれる。引数なしでpushdを実行すると、このスタックに積まれているエントリ(カレント・フォルダの履歴)の一覧が表示される。